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妊婦の健康シリーズ14:血圧が低い
ホントに肌寒い。
今朝起きたときは、鼻がグスグスいってたもんな。
皆さん、風邪をひかないように気をつけてくださいね。

今日は低血圧の話。
スイミングにいらっしゃる妊婦さんにも、たくさんいらっしゃいます。
ぜんぜん珍しくないですね。

そもそも低血圧とはなんぞや。
低血圧というのは、実ははっきりした定義はありません。
それは“病気”とは言えないから。
普通、血圧がちょっと低いというだけなら病気ではありません。
大出血してるとか、意識がないとか、低体温とか、
ホルモン異常などの特別な病気の場合は別ですよ。
あくまで普通に生活している状態で測って血圧が低い人のバヤイ。

一般には、上の血圧(収縮期血圧)が100mmHg未満の場合を
低血圧といってます。

血圧が極端に低い場合、もともと自律神経のバランスが悪いとか、
それと連動してホルモンバランスはどうかとか、という心配があったりするんですが、
ま、妊娠していればそういう心配はひとまずないわけでして。

で、妊娠中の低血圧は何が問題か。

あえていうなら、自覚症状ですね。
朝起きられない、
いつもだるい、
顔色が悪い、
手足が冷えて困る、
何もする気になれない..

などなど。

こういう症状があるなら、それは解決しないといけませんよね。

そういう方は、やっぱり
ちゃんと寝て、
ちゃんと起きて、
ちゃんと食べて、
ちゃんと運動をする。

まずはそういう生活をすることです。

これからは季節もいいので、
日中、少し散歩などしてみてはいかがでしょう。
ゆっくりでいいんですよ。
近所の公園にでもブラブラ出かけてみては?

または思い切ってスイミングなどのスポーツに参加してみるとか。
助産師さんなどがいてくれるところなら、
体調管理もしっかりできるし、いろいろい相談もできますから一石二鳥。
ただし、あくまで自分のペースで、無理しないでくださいね。

寒くなってくると、つい猫のようにまぁるくなってじっとしてしまう方。
夜、寝る前にゆっくり入浴しましょう。
熱々ではなく、ぬるめのお湯にゆっくりつかるのがコツ。
寝付きがよくなって、次の朝の寝起きがよくなり、
次の日が活動的に過ごせる..

ま、なかなか一発で効果が出るものではありませんが、
体質改善のつもりで、日々の生活に取り入れてみてください。

で、低血圧だけど、何の自覚症状もない方。
そういう方は、特に何もしないでいいです(^^;;
ただし、定期的に血圧は測って経過をみること。
病院の検診でも測りますよね。

それと、本当は、もう少し高い(正常範囲)ほうが、
元気度はいいはずなんですよね。
前述のような、ちゃんと食べてちゃんと運動する、という生活を続けましょう。

先日スイミング前に妊婦さんの血圧を測定していたら、
上が80mmHg以下の方がいて。
思わず「起きてますか〜!」って言っちゃいました。(^^;;
でもご本人は「別に、元気ですよ〜」っておっしゃるんですね。
急に起き上がったり立ち上がったりすると
脳貧血を起こすかもしれないので、
それだけは気をつけてとお願いしました。

で、無事スイミングに参加し、
いつも通りに元気にお帰りになりました。
こういう方もいらっしゃるんですねぇ。
とりあえず、このまま様子を見て行こうと思っています。(^^)V
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by tiger_yz | 2011-09-26 21:27 | 妊娠と出産の話 | Comments(0)
妊婦の健康シリーズ13:血圧が高い
先週は遅い夏休みをいただいて
くいだおれの大阪へ行ってきました。
ホントに大阪は食べるもんが美味しい!
太っちゃったから、ダイエットしなくちゃ(^^;;

さて今日は血圧の話
妊娠中の血圧は140/90未満が正常で、
これを超えると高血圧です。

妊娠前から血圧が高かったとか、
何か別の病気があって高血圧になっている場合を除き、
妊娠してから血圧が上がって、
産後しばらくすると下がるのを

妊娠高血圧症候群といいます。

以前は妊娠中毒症と言ってました。
昔は、妊娠することで何か中毒になる物質が体内にできるからじゃないか、
と考えられてたんですが、そういう物質は特になく、「中毒」ではないとされたことと、
特に高血圧が問題であるということから、
妊娠高血圧症候群という名前になったんです。

でも、いずれにしても原因はまだよくわかっていません。

妊娠中に血圧が高くなると、
よろしくないことがあれこれ起きてきます。

突然 痙攣が起きる子癇や、
腎臓や肝臓に問題が起きたり、
赤ちゃんの成長が悪くなったりする可能性があります。

また、出産前に胎盤がはがれてしまう常位胎盤早期剥離という病気や、
溶血や肝機能の異常などを起こすHELLP症候群という病気も
高血圧と関係があると考えられています。
これらの病気は、ママさんも赤ちゃんも命が危なくなることがあります。

妊娠高血圧症候群は、
家族に高血圧の方がいる方、
高齢の妊婦さんや若すぎる方、
もともと腎臓病や糖尿病などの病気がある方、
ストレスが大きい方、
不眠や残業などで疲労がたまっている方、
太り過ぎ、またはやせ過ぎの方、
多胎妊娠の方などに起きやすい
といわれています。

妊娠中に定期的に受診する定期検診でも、毎回血圧を測りますね。
そのときに血圧が高めだった場合は、
医師や助産師から食事や生活に関する指導があると思いますので、
その指示を守りましょう。

具体的には、
安静にすることや、塩分を控えること、
ストレスをできるだけ避けること、
太り過ぎを防ぐことなどです。
薬を飲むように指示された場合は、
忘れずに飲んでください。

高血圧のところまではかないけれど、
たとえば134/78mmHgとか、
ちょ〜っと高いなぁ、という方もいらっしゃいます。
また、ずっとたとえば114/62mmHg前後とかで安定していた方が、
後期に入ってじわじわと上がって来て、
126/74mmHgとか、ときには136/68mmHgとかの数値になって、
ん〜、なんか気になる〜といった場合もあります。
(数値はフィクションですよ(^^;;)

このような場合にママさんができることは、
高血圧に対する対処と同じ。
塩分とカロリーのとり過ぎを防ぐこと、
無理をして疲れたりしないこと、
上手に気分転換をはかること、
できれば毎日自分でも血圧を測ることなどです。

ストレスや緊張で自律神経の交感神経が優位になっていると
血圧も上がってくるので、
副交感神経を刺激するために、
腹式深呼吸をお勧めすることもあります。

妊娠中はなかなか腹式は難しい(^^;;のですが、
できる範囲でかまいません。
息をお腹に入れる“つもり”で大きく吸ったら、
今度は口から細く長〜く吐き出す。
このときに、息といっしょに肩の力も抜いていきましょう。
吐くほうを意識することが大切です。
ふと思いついたときにやってみましょう。

病院で測ると高く出るが、
自分で自動血圧計などで測ると正常、
という方もめずらしくありませんね。
病院で高く出るのは、
いわゆる「白衣高血圧」っていうヤツの可能性が高いです。
医師などに何か言われるのではないか、
厳しいことを言われたら嫌だな、と思うと緊張して
血圧が上がる、というわけです。
こういう場合は、家で毎日測っていただいて
そのデータを持ってきていただいたり、
機械で測るなどして判断することもあります。

または、病院によっては、
病院に到着してすぐに妊婦さん自身に自動血圧計で測ってもらう、というところがあり、
この場合、急いで早足で来てすぐに測ることになり、
高くなるのは当たり前だったり(^^ゞ

こういうシステムの病院に通院している方は、
できれば、病院に到着したらほんの少しでも一休みして、
深呼吸をしてから測りましょう。
そのほうが正確だと思いますよ。

一方の低血圧の話はまた次の機会に。

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c0128703_16551233.jpg 先週、大阪に行ったときの行きの新幹線から見えた富士山。♪頭〜をく〜もぉの〜、う〜えにだぁしぃ〜♪ って感じですね。富士山はやっぱりわが静岡のもの(私は静岡市出身)..って書くと山梨県のほうからブーイングが来るかな(^^ゞ
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by tiger_yz | 2011-09-21 16:58 | 妊娠と出産の話 | Comments(2)
妊婦の健康シリーズ12:体重管理
近畿地方に甚大な被害をもたらした台風12号。
まだまだ油断は禁物です。
全国的に、水害、土砂災害などに十分警戒してくださいね。

さて今回は妊娠中の体重管理。
これが一番の悩み、という方もいらっしゃるかも。

まず、妊娠中、体重は何キロ増えてもいいか、増えるべきなのか、
というところから。

とにかく、妊娠によって必ず増えるもの、
つまり、赤ちゃんや胎盤、羊水、子宮、おっぱいなどの分は、
増えて当たり前なわけですね。
これらの分は、ざっくり概算で下記のような感じ。
(注:下記の数字はすご〜くざっくりの数字です。わかりやすいようにまとめちゃいました)

 赤ちゃん:約3kg
 胎盤:約0.5kg
 羊水:約0.5kg
 子宮:約1kg
 おっぱい:個人差あり。0.5kgくらいかな。
 血液(母体の):約0.5kg
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 合計 約6kg

これは最低限のギリギリの分ということです。
この分は必ず増えなくちゃいけない。

ちなみに、最近では聞かなくなりましたが、
以前は、「妊娠中の体重増加は6kgまで」と厳しく指導する病院があったんですよぉ。
それはあまりにも無茶だ、と思ってましたが。(^^;;

でもそれだけじゃなくて、もう少し余裕が欲しいんですね。
貧血も予防しなくちゃいけないし、
体脂肪だって少し増えた方がいい。
赤ちゃんが生まれたら、しばらくの間は重労働(^^;;だから、
ある程度の蓄えも必要なんです。

だから、「8〜10kg増が理想」
ということになるでしょうか。

この「理想」というのは、
妊娠の生理からいっても妥当だし、
女性にとって一番大事(!?)な美容的な意味でも理想ということ。
つまり、この範囲内であれば、
産後、普通にしていれば元のスカートやパンツがはけますよ(たぶん(^^;;)、
ということなんです。

でも、私個人としては、もう少し増えていいと思います
今の若い女性はやせ気味の人が多いし、
あまりに細すぎると、女性ホルモンにも影響するので、
適度なぜい肉(^。^;; も必要なんです。

だから私はいつも、
「10kg増くらいなら理想的。
12kgくらいまでなら、がんばって母乳をあげたら大丈夫。
でもそれ以上増えるたら、
元の体型に戻るためにはちょっと努力が必要かな」
と言ってます。

ただし、もともとの体格によって意味は違います
妊娠前にかなりぽっちゃりだった方は、
もしかしたら6〜8kg増で抑えたいかもしれない。

あまり太ると、出産にも影響しますし、
産後、それからずっと先にも肥満を残して、
その行く先にはメタボが待っている(^^;;
妊娠・出産は、女性の肥満のきっかけのひとつなんです。

だからといって、妊娠中に減量なんかしちゃダメですよ。
妊娠中に無理な減量やダイエットをしたママから生まれた子どもは、
将来に生活習慣病になるリスクが高いと言われてます。

だから、妊娠前にぽっちゃりだった方でも、
最低限の6kg分は増えてほしい。

(ただし、何かの病気などが理由で厳しい体重管理が必要になる方もいらっしゃいます。その場合は、担当の医師や助産師の指示を守ってくださいね)

逆に、妊娠前にかなりほっそりだった方は、
10kgと言わず、12kgくらい増えてもいいと思います。
ときに細すぎる妊婦さんには、もっと太って、もっと食べて!と言うこともあります。

特に、もともとやせぎみで、妊娠中でもあまり体重が増えず、
貧血ぎみだったり、便秘ぎみだったりする方は、
栄養がちゃんととれていない可能性が高いんです。
もともと食が細いのか、偏食なのか、
太るのが嫌で減量してしまっているのか..
そのあたりをうかがいながら、
どんなものを食べれば良いか、具体的にアドバイスしています。

体重が増えない人の中には、
ママさんが動き過ぎ(仕事や運動で)というケースも。
こういうケースは、赤ちゃんも小さめだったりするんですね。

このような場合は、
食べた栄養をママが使いすぎないように、
「お願いだから2〜3日グダグダして、
食っちゃ寝、食っちゃ寝して〜」と懇願します(^^;;

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体重管理については、厳しい医師・助産師もいれば、
特に何も言わない医師・助産師もいます。
それぞれに考えがあってのことなんですが、
あまり妊婦さんにプレッシャーをかけたり、ストレスを与えたりしないでほしいですね。

前に、少し体重が増えた妊婦さんが、
病院の助産師に「あなたは妊婦失格よ!」って言われたという話を聞いて、
心底びっくり。その助産師は何様のつもりなんでしょうか。
私がその場にいたら、スリッパでひっぱたいてやるのに!!

(そんな助産師が他にもいたら、そいつのかわりに謝ります。ごめんなさいm(_._)m)

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c0128703_150143.jpgピーマン。すくすくと育ってます。新しい花もちょいちょい咲きます。
ところでピーマンって、ヘタの部分が五角形と六角形のものがあるんですって。で、五角形のものはやや苦くて、六角形のものは甘みがあるとか。花が咲くときの環境がいいと、六角形になるらしいですわよ、奥様〜。(テレ朝の朝の番組でやってました(^^;;)
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by tiger_yz | 2011-09-05 15:07 | 妊娠と出産の話 | Comments(0)
9月1日、防災の日。防災用品のチェックを!
3.11の東日本大震災からおよそ半年。
もうそんなに経つんですね。
被災地の皆さま、まだまだこれからだと思いますが、
日本全国、いっしょにがんばりましょう。

今日は防災の日なので妊婦の健康シリーズはお休み。

皆さん、自宅や勤務先に防災用品、そなえてますか?
まだの方は、今日をきっかけにすぐに準備しましょう。
一応、準備してあるという方は、点検をしましょう。

電池がなかったり切れてたり、
非常用食品の消費期限が切れてたりしてませんか?

かくいう我が家も、一応ガサガサと集めてはあるものの、
果たしてどこに何を置いておくべきか、
もう一度見直す必要がありそうです(^^ゞ

現在妊娠中の方は、
母子手帳や診察券、保険証は常に手元に置いて、
いつでも持って逃げられるようにしておきましょう。
一般的な防災用品のほか、サラシがあると便利だと思います。
腹帯だけでなく、切ればいろいろな用途に使えます。

赤ちゃんのものは生まれてからでいいや、と思っていると、
赤ちゃんが生まれてバタバタしているうちに月日が過ぎ..
なんてことにもなりがちです。
今のうちに最低限のものは準備を。

ここのサイトが参考になりますよ。
みみりん助産師の妊娠出産おっぱい育児入門
http://mimirin.chu.jp/jisin.html


でも、赤ちゃんはどんどん成長するから、
おむつのサイズ、どんどん変わっちゃいますね。
おむつは防災用品のリュックなどに入れてしまうのではなくて、
おしりふきなどといっしょに、
日頃から、すぐに持ち出せるような状態で置いておくことも大切。

3.11の震災のときに実感したのが
「情報収集が重要」ということ。
私は都心の路上にいたので、テレビを見ることもできないし、
どこで何が起きたのががわからず、
どう行動すべきかが判断できませんでした。

そのときに役立ったのがtwitter。
携帯はつながらなかったけど、twitterは大丈夫だった。
それで家族の無事を確認できたし、
震源地が東北だということを知ったんです。

だから、twitterなどの通信ができる環境を常に維持できるように、
電源を確保しなければならない。
ぐるぐる回すと充電できるものや、ソーラー充電器、
充電池など。これは必須です。
大容量の充電池、買うべか...

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c0128703_156025.jpg 今年は完全に出遅れたピーマン。やっとこさ実がなり始めました。これは水耕栽培。トマトはダメだったけど、これはうまく育ってます。でもまだちっちゃいなあ。
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by tiger_yz | 2011-09-01 15:08 | 雑感 | Comments(0)