ナースやすこの健康プラス
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精油のニセモノには気をつけろ! 〜その2
今日は更新が遅くなっちゃった。m(_._)m

東京は、ここのところ寒いんですよね〜。
先週のはじめに35度近くあったのに、
今日なんか最高気温が16度前後。
夏から一気に冬になっちゃいそうですな。
風邪なんかひいてませんか?
気をつけてくださいね〜。

さて、今日は精油の本物とニセモノを見分ける方法の第2弾。
「精油のラベルに注目!」という話。

精油は医薬品や医薬部外品ではなく、雑貨。
薬事法などで商品に関する表示が規制されているなんてことはない。
だから、ラベルは各社ほんとにまちまち。
でも、ちゃんとした製法で、ちゃんと(原則)100%自然のものと自信をもって提供しているメーカーは、ある約束事を守っています。

それは、「ロット番号」「精油の学名」を表示すること。

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写真を見て下さいまし。
左のビンは中央あたりに「ロットNo.62」と、
右のビンは一番下に「Lot:20-091008」と書いてありますよね。
これがロット番号。

精油は、たとえば材料をガバッと釜に入れて、
水蒸気をブワワワワ〜ッと当てたりして作るんだけど、
その“1回”が「ロット」。

このロット番号でメーカーに問い合わせたり、ホームページで調べたりすれば、
その精油に含まれる成分を細かく知ることができるようになってるんです。
そういうふうに、責任もって作ってますよ、という印なんですね。

もうひとつの「学名」のほうは、
たとえばラベンダーのビンに「Lavandula angustifolia」とか
Lavandula officinalis」と、
イタリック文字で書いてあるヤツのこと。

ちゃんとした精油には、
材料の植物の学名(ラテン名)を、イタリックで表示する
という約束があるんです。

ラテン名は、原則2つの単語で書いてあります。
ラテン名を知らなくても、読めなくても、意味がわからなくても、
少なくともイタリックで2つの単語が書いてないのは、ニセモノっぽい、と考えたい。

ちなみに上の写真では、左のビンの一番上にその表示が見えますね。
(この精油はフランキンセンスというもので、Boswellia carteri と書いてあります。)
右のビンは、このアングルの反対側に書いてあります。

もしほしい精油がはっきりしているなら、
そのラテン名を調べていけば確実ですよね。
それと、海外にいった時にもラテン名は世界共通だから間違いなし、
というわけです。

しかし、これらを知ってて、
合成モノに、ニセのロット番号やラテン名の表示をされたらアウトですね..。
そういう悪質なメーカーがないことを祈ります。

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ガンガン花をつけているピーマンに、トンボがとまってました。秋ですねぇ〜。
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by tiger_yz | 2010-09-27 23:59 | アロマテラピーを楽しむ | Comments(0)
精油のニセモノには気をつけろ! 〜その1
朝晩は涼しくなったかなぁ、とは思うけど、
まだ湿度が高めの感じでカラッとしない東京。
早く、「すっかり秋ですねぇ〜」って挨拶したいなぁ。

さて、今回はアロマテラピーに使う精油について。
せっかく楽しむなら、本物の精油を使おうねという話。

アロマテラピーで使う精油は、エッセンシャルオイルともいいます。
精油は植物の花や葉、実、茎、根、樹脂などから抽出されたもの。
抽出されたものには手を加えないのが原則です。

精油には実に多くの種類があります。
私もかいだことがないものがたくさんありますよ。
メーカーもたくさんあるし、価格もまちまち。

私が数年前、アロマに興味を持ったとき、
何種類か精油が欲しいなと思っていろいろ調べたら、
たった5mlで数千円から1万円以上するものもあって、正直ビビりました。
こりゃ何種類も買ってみるなんてできないや、と。

で、その後、雑貨店やホームセンターなどで
「アロマオイル」なるものを発見。
どれも1本(5ml)数百円程度ですごく安い。
100円ショップでも売ってたりして。
なんでこんなに値段が違うの??..と。

実は世に出回っている“アロマ用オイル”の中には、
明らかにニセモノと考えられるものがたくさんあるんですね。

“ニセモノ”とは、その植物の香りを合成したもの。
または、植物から抽出した精油を薄めたり、
もっと安くて似た香りの植物で抽出したものの場合もあります。

せっかくアロマを楽しむのなら、ホンモノを使ってほしい。
なぜならば、本物(その植物から抽出したもので手を加えていないもの)には、
実に多くの成分が含まれていて、
それが微妙で複雑で豊かな作用をもたらしてくれるから。

たとえば、精油に含まれる成分は数十から100以上にもなる。
でも合成の香料はせいぜい数種類。

ドラッグストアなどで売られている芳香剤のラベンダーの香りと、
精油のラベンダーの香りは違いますよ。
精油の場合、深く吸い込むとまた違う香りが感じられたり、
別の日には違う感覚が引き起こされたりして
とにかく奥深いんです。そこが本物のよさ。

もしお肌への作用やからだの不調への効果などを求めるのなら
なおのこと本物じゃなくちゃ。
合成のものには、そういう作用をもたらす成分が入っていない可能性もあるわけだから。

で、本物を見分ける方法の、今日はその1。
一番わかりやすいのはやっばり価格

まず有名なショップやサイトで、目的の精油の価格を確認してみてください。
ショップによって多少の差があるけど、
だいたいどのあたりの価格帯かがわかるはず。
そして、それとかけ離れているのは明らかにおかしい、というわけです。

例えば、高価なことでよく知られているローズ。
ダマスクローズという品種のバラの花からとった精油なんだけど、
これが5mlで2万円以上する代物(゜。゜)

それってぼったくりじゃね? って思っちゃいます?
そんなことないんですよぉ。

このローズの精油1gをとるには、なんと3.5〜5kgの花が必要なんです。
花だけですよ、花。
ダマスクローズの花一輪が何gかは知らないけど、
花びらが多い花だから、仮に一輪10gあるとしても
350〜500輪の花からたった1gの精油という計算。
それも手摘みですからね。高いのも当然。

だから、ローズが5mlで1,980円なんてのは明らかにニセモノ。

一方、ラベンダーやユーカリ、オレンジスイートなどの精油は、
5mlで1,000円ちょっとくらいでお手頃です(本物でね)。
それは、材料が安く簡単に手に入ったり、
たくさん精油がとれたりするから。
でもラベンダーが100円だったら、それはニセモノってことですね。

他にも本物を見分ける方法がいくつかあります。
その話はまた次回ね。

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最近、急にピーマンの花がじゃかじゃか咲き始めて、実もつき出しましたよ。夏は暑すぎてピーマンも夏バテだったのかな。
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by tiger_yz | 2010-09-20 14:53 | アロマテラピーを楽しむ | Comments(3)
「鼻」使ってますか? 嗅覚がもたらす豊かさが楽しい
今日の東京もまだ蒸し暑いけど、
ちょっとだけ秋の気配が見えてきそうなここ数日。
しかし、「最高気温30度」と聞いて「楽じゃん」と思ってしまう。
人間の適応能力ってすごい。

でも、北日本では大雨とか。
北日本の方、くれぐれも注意して下さいね。

さて、今日はアロマテラピーの2回目。
もっと鼻を使おうという話。

鼻、つまり嗅覚って使ってます?
改めて考えると、視覚や聴覚、味覚、触覚は、常に使っているけど、
嗅覚だけは、他の感覚に比べてあまり使わないと思いませんか?

でも嗅覚は、実はものすご〜く大切な感覚。
嗅覚の情報は、脳の「記憶」や「気分」、「やる気」と関係が深いところに直接入る。
他の視覚や聴覚などはそういう経路はたどりません。

たとえば、
何かの香りをかいだら、急に昔のことを情景豊かに思い出したとか、
何かの香りで気分が急にスッキリしたり、落ち着いたり、
なんて経験がある人もいるのでは?

そんな嗅覚をアロマテラピーでもっともっと刺激してあげると、
何だか楽しかったり、興味が広がったり、気分が変えられたり、
やる気が出てきちゃったりする。


私がアロマテラピーをすすめたいのはソコなんです。

ふだん嗅覚が刺激されることといえば、
台所の生ゴミが臭い!とか、
オ○ラがくっさいとか(^^;;;、
電車の中できっつい加齢臭がした(T_T)とか

何やら嫌な感じが多いと思いませんか?

まぁ、嗅覚は本来、危険を知らせてくれるための感覚でもあるわけで、
「クサい」のを感じとるのは、正しい使い方なんだけど。

一方、「いい香り!」と感じることといえば、
やっぱり食べ物が一番多いかな。
ニンニクやバジル、ローズマリーなどのスパイスの香り
新鮮なフルーツの清々しい香り
お団子屋さんから漂うこげたしょうゆの香り(*^。^*)


ちなみに、「味」のかなりの部分を嗅覚が担ってるって知ってました?
風邪で鼻がつまっているときや、鼻をつまんで食べると味がわからなくなっちゃうでしょ?
それは、嗅覚の情報がシャットアウトされるため。
嗅覚は、実は気がつかないところで使っているんですね。

花や木、土の香りを感じることもありますよね。
町中で香りが強い花というと、代表格はやっぱりキンモクセイかな。
私は、雨の日に桜の木の下を通ってさくら餅の香りがすると、幸せになっちゃう(^^;;;

アロマテラピーで使われる精油には、本当にいろんな種類があります。
ペパーミントやスイートオレンジ、レモンなど、誰でもよく知っている香りもあれば、
ベチバー、ミルラ、パチュリといった、聞いたこともないという人も少なくないのでは、と思う香りもあります。

たとえばアロマショップに行って、いろいろな香りを嗅いでみて、
「あぁ〜、いい香り!!この香り、好きっ!!」
「なんか落ち着く〜」
「ん?、これってどこかで嗅いだことがある気がする..」
と、感じるままに受け止めてみること。
それだけでも楽しいはずです。ぜひぜひ。

いろんな香りを知ったのがきっかけで、
植物の図鑑を開いてみたくなったり、
ハーブ園に行ってみたくなったり、
いろんなスパイスを使った料理を食べたくなったり..
そんな広がりもまた楽しからずや。

中には、「うぇっ、変なニオい。私、この香りダメだぁ〜」というものもあるかも。
それでもいいんです。
たとえば私は、女性にいいとされるゼラニウムが大嫌い。
オエッとなっちゃうくらい嫌いなんですね。
ところが、日によっては「あれ?悪くないかも..」と思えたりする。
それが何を示しているのかはわからないけど※
そういう変化もまた楽しいのです。

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※アロマテラピーの教室などで、
 ある精油が「いい」と感じたとき、それは、
 その精油の作用をからだが欲しているからだ、
 などと説明されることがあります。
 たとえば、肝臓の強壮作用がある精油を「いい」と感じるのは、
 肝臓が弱っているからだと。
 でもそれはちょっと疑わしいですね。
 そんなことで自分の体内の異常がわかるはずはないと、私は思います。
 こういうことを妄信すると、「体調の異常はすべてアロマで解決」と考えてしまい、
 病気の発見や早期治療ができなくなる恐れが..。
 ま、その話はまたいずれ詳しく。
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ちなみに私は、「ネロリ」という香りがめちゃめちゃ好きです!!
ネロリはビターオレンジ(だいだい)の花からとった香り。
初めて嗅いだときに、一発でのけぞっちゃいましたよ(^^;; 一目惚れ!!
でもね、高いんです、この精油。
5mlで2万円以上するの(T_T)
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by tiger_yz | 2010-09-13 12:59 | アロマテラピーを楽しむ | Comments(0)
“アロマテラピーで病気が治る”とは思わないで!!
いつまで続く、この暑さ。
こんなときは、とにかくちゃんと睡眠をとって、ちゃんと食べること。
それをしないと、確実に体力は疲弊していきます。
今は暑さに心身ともに緊張して対応しているけど、
これが少し涼しくなってホッとすると、
逆にカタンと体調を崩す恐れもあるのでは、と。
とにかく今は、無理や暴飲暴食は禁物ですよ。

さて、今回からちょっとアロマテラピーについて書こうと思います。
私は今年、日本アロマ環境協会のインストラクターの資格をとりましたので、
助産師の立場から、アロマテラピーについて考えることをつらつらと。

まずとにかく皆さんにお願いしたいのは、
アロマテラピーで病気が治るとは思わないこと

アロマテラピーで使う精油(エッセンシャルオイル)については、
「胃腸の不調に」「月経の不調に」「筋肉の痛みに」「風邪の症状に」など、
一見、病気が治るような“効能”らしきものが書かれている。

確かに、精油に含まれるある成分には、そういう効果もあるんだろうな、
と思われるものもあるし、そういう研究もされているんだけど..

それは医薬品のようにはっきり効くものではないし、
アロマテラピーで体内に入る精油の成分ははっきり言って微量。
決して薬の代わりになるものじゃない。

第一、精油は日本では医薬品ではなく「雑貨」扱い。
薬のように効くものだったら、薬事法できっちり規制されるはずなのに、
そんな扱いはされていません。

だから、「精油を使えば病気が治る」とは思わないで欲しい。

アロマをやっている人の中に、
体調の不調を何でもアロマで解決しようとする人がいるみたいだけれど、
それはとても危険

医師の診察を受ける機会を逸して、
重大な病気を放置する結果になりかねないから。


ごく一部の精油について、ある症状を改善する効果があるな、
と私自身実感しているものはあります。
たとえば、花粉症で鼻づまりがあるときにペパーミントの精油をかぐと鼻が通る。
でも、そういう効果は限定的だし、あくまで不快な症状を改善するためだけのもの。
病気を治すものではありません。

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あるアロマスクールの講師の話で笑ったことがある。

その先生、出張のときに風邪をひき、熱が出ちゃったそうな。
滞在先で2〜3日、フラフラした状態で、薬も飲まずにがんばっていたんだけど、
もうしんどいと、ある“風邪に良い”とされる精油を使って入浴したんだって。
そしたら翌日、熱が下がり、からだがすっきり楽になったとか。
だからその精油は風邪に効く、という話なわけなんだけどさ..

先生、それは精油のおかげではなく、
あなたの免疫が風邪に勝っただけです。(^^;;

健康な人ならば、2〜3日すればそろそろ熱も下がるでしょ。
むしろ、無理に熱を下げずにいたことが、
免疫の勝利をもたらしたわけですな(^^;;

ま、アロマスクールの講師が、こういう話をすること自体、どうよ..
と思ったりするわけですがね..
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アロマを病気やからだの不調を治すものと考えると、
期待するほど効果はないからたぶん失敗するし、第一楽しくない。
むしろ、いろんな種類がある香りを楽しんで、気分を変えたりすることで、
生活にメリハリをつけたり、広がりをもたらすもの。
アロマに対しては、そんな風に考えてほしいですね。

どこか具合が悪かったら、とにかく病院に行ってくださいませね。
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もともとあったニラがダメそうなので、新たにニラの種をまきましたよ。芽は出たけど、細っっっ!!(^^;; 食べられるようなニラになるまでには、どのくらいかかるんだろう..(^^ゞ
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by tiger_yz | 2010-09-06 11:49 | アロマテラピーを楽しむ | Comments(1)