ナースやすこの健康プラス
そんなに簡単に病院を変えちゃだめだって!
過日、親戚の女性(私よりちょっと年下。40代)から電話があり..
そのときの会話。

親戚:「具合が悪いんだけどさ」
私:「医者に行きなさい」

親戚:「行ったよ。で、いつもかかってる婦人科で診てもらって、“がん”じゃないって言われたの」
私:「よかったじゃん。で?」

親戚:「でも出血が止まらないんだよね。だから、医者を変えたほうがいいと思って。いいお医者さん知らない?」

いや〜、よくあるんすよ、親戚とか知人とかからのこういう相談。
気持ちはわかるんだけど、ここで病院を変えたらダメ。

このまま別の病院に行った場合、
下手したら、がん検診まで最初からもう一度やり直すことになっちゃう。
個人にとっても、国全体としても、医療費の無駄使いになるし、
また検査で嫌な思い、痛い思いをすることになる。

ちょっと希望にそぐわないと、
「この病院じゃだめだ。ほかの病院に行こう」って簡単に思って、
病院を転々とする人、いますよね。でも、ダメですよ。
ちなみに、こういう行動をドクター・ショッピングという。

この親戚の場合なら、まず、元の病院にもう一度行って、
「がんじゃないことはわかったけど、出血が止まらんじゃないか。
その原因は何だ?早く出血が止まるように治療してちょ」
って言うべき。

それでも何もしてくれなくて、のらりくらりするとか、
ほったらかしにされるとか、ひどい言葉を言うようだったら、
それで、この医者は嫌だ、ダメだと思うなら、
「別の病院に行くから、紹介状を書いてくれ」
と言って、病院を移ること。

言い出しにくいかもしれないけど、これは患者の権利だし、
自分の健康のためにはどうしても必要なこと。
だから、勇気を出して申し出ましょう。
ほかにも、病院を移る“方便”はあります。
詳しいことは、私の著書(右に掲載しています)「ナース30人のホンネ」にも
書いてありますから、ぜひ読んでくださいましね。

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神宮のあたりの木々は、まだまだ緑。東京も急に肌寒くなってきたけど、まだ「冬」にはほど遠い感じ..。しかし、携帯の写真だとイマいちピンボケだなぁ..
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by tiger_yz | 2007-11-20 19:23 | 病院の上手なかかり方 | Comments(2)
Commented by ころ at 2007-11-21 22:13 x
はじめまして。何かと医療機関と縁が切れないここ数年なので、
とてもためになるゎぁ♡と勝手にリンクさせて頂いております^^;
今年のはじめに、風邪が治ったにもかかわらず・辛い咳が止まらなくて呼吸器内科を受診しました。が、治療開始から1ヶ月を過ぎ、受診料&薬代もかなり使ったのに死にそうに苦しくて変えてしまいました★
書かれておられる通り、次での初診料や検査で目が飛び出るほどの出費!!でも、とにかく一刻も早く咳を止めてもらわないともぅ限界だったのです(´_`。)咳喘息とのコトでした。
移り時、って判断が難しいのですが、今日の記事もとても勉強になりました。(今後に生かします!)
ありがとぅございました!!
Commented by tiger_yz at 2007-11-25 14:29
ころさん、こんにちは。やすこです。
読んでいただいてありがとうございますぅ〜(^^)v
ホント“移り時”って難しいですよね。最悪の場合、もうお金の問題や検査がやり直しになることなんか無視して、元の病院には見切りを付けて変えちゃうほうがいいこともある。ころさんの場合みたいに、「一刻も早く」というときは、それがベストということがありますよね。
要は、自分が自分のことに対してちゃんと主体性をもっていること。自分で判断、決断することが大事なんですね。
記事のリクエストなどありましたら、どしどしお寄せくださいね。
ではでは。(^^)/