ナースやすこの健康プラス
妊婦の健康シリーズ9:貧血
全国的に猛暑です!!
ものすごい暑さです。
ついこの間まで涼しかったのに、また暑い夏が復活。
皆さん、体調には十分注意してくださいね。

..そういう私は、涼しかったときにしっかり夏風邪をひき、
まだ鼻声がとれません(T_T)

さて今日のテーマは貧血。
貧血は、もともと女性に多い病気ですが、
妊娠するとさらに起きやすいんですね。

まずは、「貧血とは何か」について確認しておきましょう。

貧血というと、急に立ち上がったときにクラッとするヤツ、と
いうイメージをお持ちの方もいると思いますが、
それとは違います。
立ち上がったときなどにクラッとするのは「脳貧血」
血圧が低くて、急に高い位置に動いた頭部まで血液が送れず、
そのために一瞬、クラッとするんですね。

で、貧血とは「血が薄い状態のこと
もう少し詳しく言うと、血液の中の赤血球や、赤血球の中の赤い色素=ヘモグロビンが少なくなっちゃった状態のことです。

血圧というのは、血液の量や血管の硬さ、心臓のはたらきなどによって変わるんですが、血液の濃さとは直接は関係ありません。だから、血圧の問題の脳貧血と、血液の濃さの問題の貧血とは別物。

ただし、疲れやすいとか、顔色が悪いとか、息切れがする、といった症状は
低血圧にも貧血にも共通しているかもしれませんね。

さて話は貧血。

貧血は、血液をとって検査することでわかります。
血液中のヘモグロビン(Hb)が、
妊婦さんでない女性の場合はだいたい12g/dℓ未満だと貧血です。

妊娠中は、この数値は誰でも下がります。
妊娠して胎児に栄養や酸素を送るために血液の量が増えるんですが、
血液の水分はすぐに増えても、
赤血球などの“粒”の分はちょっと追いつかない。

だから、妊娠中のヘモグロビン濃度の基準はやや低くて、
だいたい11g/dℓ未満を貧血としています。

で、貧血だと何が悪いのか?

まず、ママさんの体調が悪くなります。
疲れやすい、息切れがする、だるい..
なんだか元気がなくなっちゃいますよね。

それと、あまりにひどい貧血がある場合は、
胎児の発育にも問題が起きます。

さらに、出産のときの出血が多くなりがちなんですね。
ただでも貧血で血が薄いのに、たくさん出血しちゃったら、
産後にもっとヘロヘロになっちゃう。(T_T)

だから、妊娠中は、ヘモグロビンが11以上でいられるように、
食事に気をつけましょう。

では、何をどうすれば貧血を予防できるのか。
それは、特にヘモグロビンの材料となる鉄分をしっかりとることです。

鉄分が多い食品、ってどんなものが思い浮かびますか?
そう妊婦さんにうかがうと、よく「小松菜」「ほうれんそう」「ひじき」といった答えが返ってきます。
でも、これはちょっと残念。
これらも悪くないんですが、このような植物性の食品に含まれる鉄分は、
人間の私たちにはちょっと吸収しづらいんです。
一生懸命食べても、そのわりに効果が出ない。

私たち人間は動物なので、動物性の食品から摂取するのが効果的なんです。
で、王道はやっぱりレバー

お嫌い? そうですか。レバーは苦手、っていう人、多いですよね。
だったら、赤身のお肉やお魚を。
それから貝類も案外鉄分が多いですよ。

毎日同じものを食べるのはよくないので、
レバーも豚や牛、鶏といろいろなものを。
お肉やお魚もいろんな種類のものを食べましょう。
もちろん白身の魚や鶏のささみなんかも食べていいんですよ。
日々の食生活の中で、少しだけ鉄分の多そうな食品を増やしてみましょう、ということ。

では問題。
鮭は赤身でしょうか? 白身でしょうか?(^^;;
(答えはまた今度(^^ゞ)
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c0128703_0503176.jpg 茄子、発育中。
茄子って水をしっかりやらないと、すぐにツヤがなくなっちゃって美味しくなくなっちゃうんですね。ここのところ暑くなってきたので、油断すると、葉っぱがしおしおになっちゃってて(^^;;  ちなみに、水分不足でツヤがなくなった茄子、ホントに「ぼけ茄子」っていうんですってね。
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by tiger_yz | 2011-08-11 01:01 | 妊娠と出産の話 | Comments(0)